バゲットが焦げてる!クレームに過敏に反応
あるデパートに出店してバゲットを提供していたお店のお客様からデパートにバゲットが焦げてるとクレームが入り、一時販売中止。
バゲットは廃棄処分したと出店していた店主がインスタグラムで報告していたという記事を読みました。
誰かに悪意があるとは思いませんが、せっかく作ったバゲットを、しかもお店の基準では良品を廃棄させられた職人やお店関係者の気持ちを考えると心をナイフでえぐられたような気持ちになります。
わたしは仕事柄、クレームに接する機会が多いのですが出来る限り真摯に対応しているつもりです。
しかし、クレームを受けた取引先様の一部には一方的に製造側に非がある前提で高圧的に叱責される方もいらっしゃいます。
心の中では
「何をビクついて居るのだろう?」
と不思議な思いになります。
食品を扱っていると、つい過敏になるのは分かります。
しかし、一方で事実をフラットに見つめる目も必要ではないかと感じることもしばしばです。
バゲットを一時販売中止されたお店は、イベント出店の様です。
わざわざ呼んでおいて、製品特性も理解していないデパートに呼ばれたのではないかと心配になります。
また、廃棄したといっていたバゲットは研修で使い廃棄していないとわざわざ発表していたようです。
炎上を恐れて廃棄していないことにしたのかなとかえって炎上しそうで心配です。
とにかく、一生懸命作った職人さんは何も悪くないです。
何事も、過ぎたるは及ばざるが如しだとおもいます。