パンの賞味期限、消費期限について気になりますか?
また、お勧めの保存方法は?
なんて気になりますよね。
また、一時期流行ったLL (longlife )パン
ほんとに、安全なの?
賞味期限と消費期限
先ずは、消費期限から説明しますと概ね製造日から5日以内の日付で記載されます。
製造工場などでは、単純にプラス3日やプラス5日と表現してしまうと間違いのもとになってしまいます。
どうしてだがわかります?
そうです!”今日”を含めるか含めないかでヅレが生じてしまいます。
そこで、
「D+3」や「D+5」
などと表記します。
読み方は「デーサン」「デーゴ」と言ったりします。
デーは今日のことです。
今日に何日プラスするかで消費期限や賞味期限を算出します。
少し余談になりましたが、賞味期限は消費期限よりもながくもつ商品に記載します。
少しでも長くもたせたい
せっかくなら長くもたせたいと思う方も多いようです。
よく冷凍をお勧めする事が多いですが、実際凍ったパンを美味しく解凍するのは至難の業です。
「霜がついてビショビショに…」
なんてことも多いです。
意外に否定派も多いですが、1日2日であれば冷蔵庫もありかなって思います。
冷蔵すると、デンプンや油脂が硬くなりパンは硬くなります。
しかし、冷却で硬くなっているだけです。
乾燥で硬くなった場合と違い加熱するともとにもどります。
食パンならトーストすれば普通に食べれます。
トーストしてくない場合はレンジで10秒程度加熱すれば戻ります。
LLパンはどう?
色々な製品にLLという商品群があります。
牛乳や豆腐など比較的消費期限や賞味期限の短いものに多いようです。
LLとはロングライフの略で、長持ちする事を意味します。
パンであれば1ヶ月くらいもつものが多いようです。
それぞれ、製法でphを下げたり、水分活性化を調整する事で保存料を使わずに対応しています。
また、パッケージの機能性の向上も一役かっています。
スープの冷めない距離
フランスでは、スープの冷めない距離にパン屋さんがあるのが良いとされているようです。
スープを作り終わってから、パン屋さんにパンを買いに行き食事に供するということでしょう。
「焼き立てのフランスパンと出来立てのスープ」
美味しそうですね。
こんな生活をしていれば、パンの日持ちなんて何の意味も持ちませんよね。
日本のパン文化も、そのように発展してくれれば良いのになぁって思います。