発酵時間ではないのか?と思ってしまうかたもいるかとおもいますが、生地を緩ませる事が主な目的であるため発酵時間ではないと考えます。
ただ、もちろんパン生地はずっと発酵し続けています。捉え方の問題の話です。
傷んだ生地を休ませる時間だという認識で良いのではと思います。
時間としては物によっては0分~30分など幅が広いです。
目安は、無理なく成形出来る緩みがあるかどうかで判断します。
環境の理想は28℃~30℃になります。
あまり寒いと生地がダレてボリュームのないパンになります。
反対に高過ぎるとあっという間に発酵して成形が追いつかなくなってしまい、こちらも味気なくボリュームのないパンになります。
パン作りには、適切な環境作りが大事になってきます。
とは言っても、人間が快適と思う温度のすこし上ですので空調の設定で対応出来るのではないでしょうか。
ちょっとした心掛けで、製パンし易い環境を作れるので是非、意識してほしいポイントです。
ただし、パン生地に直接風があたるようではいけません。ちょっとした風でも表面を乾かしてしまうことがありますので空調の風はパンとは反対の方向に流してください。