新しい焼き型を購入した時、空焼きをしなければいけません。
といっても、最近はシリコン加工されたものや、テフロン加工されたものなど空焼き不要の焼き型も多いのですがね。
比較的安価な型にアルスター(またはアルタイト)と呼ばれるものがあります。
アルタイトってなあに?
アルタイトとは、鉄にアルミをメッキした物です。
鉄は安価で熱伝導に優れ強度も高いですが、錆びやすいのが困りもの。
そこに、アルミの耐蝕性(錆びにくさ、本当は錆びているのですが…)をプラスしたのがアルタイトです。
空焼きが必要?
実は、空焼きなしでも使えるそうです。
でも、空焼きする事で火通りを安定させ、型離れをよくします。
空焼きのしかた
空焼きするときは、
150℃のオーブンに15分
熱いうちに、剥離油やショートニングを付けたタオルで内面を拭き上げます。
新品の型は油やホコリが付いていることが多いので、綺麗に拭き取ってください。
次に、綺麗なタオルを用意しなるべく薄く、剥離油またはショートニングを塗っていきます。
厚塗りすると、焦げたりムラになったりするので注意してくださいね。
続いて、240℃程度のオーブンで15分焼いて空焼きの終了です。
焼き上がった型は、うっすら焼き色が付きます。
まとめ
今回は、型の空焼きの方法をご紹介いたしました。
使い込んでいけば自然と型離れが良くなってきますが、空焼きすることで新品の型でも使い込んだ型のように型離れが良くなりますので参考にしてみてくださいね。