パン好人の実用知識

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無添加は「バカ」に効く?


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無添加表示について|最近、パン業界で少し話題になっている「無添加」表示

最近、少し話題になっている「イーストフード無添加」や「乳化剤無添加」の表記

イーストフードや乳化剤が健康を害するかのような誤解を誘発させるネガティブキャンペーンですね。

以前から気になっていましたが20年たっていよいよ動きが出始めたようです。

ビジネスとしては、不安を煽り「この商品は安全」とすれば強力な営業ツールとなります。

この手の商売は枚挙に暇がありません。

食品の安全性については慎重である必要があるのは言うまでもありませんが

一方で、食品の危険性を煽ることに対しては無法地帯化しているように見えるのです。

そもそも、人間は「酸化」を行いながら食物を消費しなければ生きていけないのです。

分かりやすく言うと、この世に生を受けた瞬間に「死へのカウントダウン」が始まるのです。

コレを食べれば長生きできるとかコレを食べれば早死にするとか…

そんなに重要でしょうか?

明日生きている保証を持っている人間など一人もいないのは、小学生でも知っている事実です。

どうしてこんな「バカバカしいトリック」にみんなひっかかるのでしょう?

毒かどうかで言えば、塩だって毒性があります。
LD50という毒性を表す基準があります。

投与した動物が半分死に至る量です。

3000mg/kgこれは、塩のLD50の数値です。

つまり、体重60kgの人が180gの塩を一度にたべると50%の確率で死ぬということです。

だからといって「塩を食べない」としますか?

このパンは塩無添加です!

欲しいですか?

でも、売れちゃうんです。

これが連鎖するのが気になるのです。

減塩醤油が売れたようなものです。

冷静な自己判断が欠けているのです。

みんなが言っているから正しいという考え方は多くの場合正しいです。

しかし、意図的に嘘をついた情報、ミスリードなどとも言いますが、煽動的に悪役を作りあげまるで死神のように飾りつけネガティブキャンペーンを行う。

こんなことに騙されないように注意する事も、情報の氾濫する社会では必要になってくるのではないのでしょうか?

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