パン好人の実用知識

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オーブン 憧れの”カマ”


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家のオーブンレンジが壊れてきた

最近オーブンレンジの調子が悪いんです。

もう、20年近く前に買ったオーブンレンジなんです。

結婚して新しい生活に入るにあたり、家内と電気屋で選びました。

当時にしては庫内が広く設定温度も250℃まで設定出来る比較的ハイスペックなモデルのオーブンレンジです。

まだ、なんとか使えますがボタンの反応が悪く、フタの閉まりも悪くなってきました。

閉まりが悪いと、動いてはいるんですけど暖まらないんです。

ですから、具合のわるいときは何度か閉め直して確認して使っています。

そろそろ買い換えですね。

パン屋さんのオーブン

話は変わりますが、パン屋さんにももちろんオーブンがあります。

家庭用とは比べものにならないくらい大きく、2段のもの3段のもの、さらに4段あるものもあります。

4段のオーブンをフルで使えるようになるには相当の熟練が必要になります。

パン屋さんでは、憧れのポジションです。

手際よく、オーブンを使いこなしてる職人を見ると、多少不細工でも”イケメン”に見えてきます。

多くの場合は、工場のリーダー的存在です。

”カマ”作業は重労働

パン屋さんの”カマ”は、冬場でも汗が吹き出るほど暑く、多くの場合、カマ入れ前の仕上げや焼きあがったパンの店出しも行います。

工場全体のコントロールも”カマ”が指示だしする事が多いです。

更に、リーダーを兼務していると明日の仕込みの計算などの事務的作業も行います。

パンを焼き終わり翌日の計算などをオーブンの前で行ってると、予熱で背中がじんわり暖かくなってきます。

ヘトヘトに疲れきった体が、オーブンの優しい温もりに包まれると、だんだん気持ち良くなってきてつい気づいたら居眠りしてたなんてことも度々ありました。

工場にもよるかと思いますが、私の中では”カマ”が一番カッコいいと思うポジションでした。


ちなみに、私の働いていた職場ではオーブン担当者を”カマ”とか”カマヤサン”とか呼んでました。

家のオーブンがぶっ壊れたのをキッカケに昔のことを思い出してみました。

パン屋さんの中でオーブンが大事だと私が考える理由はこちら↓

焼成とは|製パンにおける焼成

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