今日は娘の誕生日でした。 ショートケーキを作りました。
普段ショートケーキを作るときはアンビべをしていました。
今回は、アンビべを行わずに作ってみました。
アンビべ
アンビべとは、スポンジにシロップを染み込ませる工程のことです。
刷毛にシロップを含ませてスポンジに塗っていく作業です。
塗ると言っても、刷毛を大きく動かすとスポンジがボロボロになってしまいますので、トントンと優しくスポンジにシロップを吸い込ませるように刷毛を使っていきます。
刷毛の毛が抜けるのを嫌いシャワーのようにシロップを振りかける人もいます。
専用の器具も売っていますが、ペットボトルを使って簡単に作ることもできます。
ペットボトルのキャップに縫い針や画鋲を使って5〜6っ箇所穴を開けるだけです。
あとは、シロップをペットボトルに入れキャップを締めてひっくり返してペットボトルを握るとシャワーのようにシロップが出ます。
アンビべする派?しない派?
そんなアンビべですが、ショートケーキを作るときアンビべをする人としない人がいます。
私は、ずっとアンビべをしてきましたが最近少し考え方を変えてアンビべをせずにショートケーキを作っています。
アンビべをするとスポンジは水分を多量にふくみしっとりと柔らかい食感になります。
多くの場合、シロップに洋酒を2〜3種類使い香り付けも行います。
一方、アンビべを行わないと比較的パサ付いたような食感に仕上がります。
ここが私がアンビべを行っていた理由です。
しかし、行わないことのメリットも実はあったんです。
それは、スポンジの食感が残り、よりフルーツと生クリームそしてスポンジのコントラストがハッキリしてくるのです。
この事で、素材のあじをより楽しむ事ができます。
しかし、アンビべするものに比べしないものはより難易度が高くなります。
それは、パサ付いたスポンジでは余り美味しく感じられないため、スポンジをシットリと焼き上げる必要があるからです。
スポンジをシットリ焼き上げるには様々な工夫が必要になります。
どちらのショートケーキも美味しいのですが、
より難易度の高いアンビべなしのショートケーキを美味しく作れるように成りたいと思い少し研究して見ようと考えています。