何度かこのブログでもご紹介していますが、バターを硬いまま叩く事で伸展性をつける作業。
これをブリオッシュの仕込みにも応用出来ます。
わざわざ、なぜ伸展性を出してから投入するかといいますと当然メリットがあるからですがポイントをご紹介していきます。
ブリオッシュを仕込む時常温に戻したバターは当然叩いて柔らかくしたものより温度が高いです。
つまり、ミキシングの温度上昇を招きやすい状態にあります。
次に、適度に叩いたバターは生地に馴染みやすくこの点でミキシング時間を短縮することが出来ます。
この2点により生地の極端な温度上昇を防ぐことができます。
少々手間は掛かりますが、効果の高い前処理の一つだと思います。
しかし、環境に合わせてミキサーボウルの冷却や原材料の冷却は行ってください。
ブリオッシュはデリケートな生地ですので優しく気遣ってあげる気持ちが良品を作る第一歩です。
参考レシピ↓
ブリオッシュ|仕込み