ビゴの芦屋本店に行ってきました。
フィリップ・ビゴ氏は私の尊敬するパン職人で、経営手腕も高く評価されていらっしゃいます。
日本に本格的なフランスパンを伝えその後、ご自身の店を日本につくられました。
まさに、そのお店に伺うことができるのでかなり興奮していました。
店に入ると香ばしいパンの香りに包まれます。
棚いっぱいに並べられたパンは、みせに差し込む日差しに照らされて透き通って見えます。
よく膨らんでいる証拠でしょう。
大きめのブリオッシュや天然酵母を使って焼き上げたクロワッサン。
全てが美味しそうに焼きあがっています。
反対側では、まさにフランスパンをカマ入れしようとしていました。
本で拝見していたパン達が並んでいました。
全部食べてみたい衝動にかられましたがそうもいきません。
バゲットやルヴァン、クロワッサン、ブリオッシュと定番とカスクルート、カヌレと幾つか選び購入しました。
以前にも書きましたがカヌレは絶品でした。
フランスパンは理想的な内層で良く焼けていました。
どれも、高いクオリティの製品でさすがと思いました。
しかし、ルヴァンの酸味は強く感じました。
好みの問題もあるのかもしれませんが、もちろん不味い訳ではないのですが私の作るルヴァンよりは大分酸っぱく感じました。
この事は、かなり衝撃を受けています。
ひょっとしたら、自分の作っていたルヴァンは間違っていたのではと考えてしまいました。
機会が合ったらまたルヴァン種を起こして検証してみようと思います。
一般に種次を繰り返すと酸度が上がるといわれていますのでそのせいかもしれませんが・・・
沢山のパンを買って帰った私は、単身赴任の一人暮らし。
1日で食べきれるわけもなく、結局3日がかりで食べ終えました。
美味しく焼けたパンは3日たっても美味しくいただくことができました。
幾つか、写真を撮ったのですがスマホ水没でデータが消えてしまったので載せれなくなってしまい残念です。
また、機会があれば撮影しますのでご容赦ください。